鰻と共に生きる with ell

🐟【お知らせ】

うなぎに関する国際的な提案と日本の取り組みについて


いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。

現在、「ワシントン条約(CITES)」という国際的なルールのもとで、うなぎ資源を守るための新たな提案が、ヨーロッパの国々(EU)から提出されました。

この提案は、「将来、うなぎが減ってしまうかもしれない」という予防的な考えに基づくものです。

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🍽 安心してお召し上がりください

🔸 EUの提案は、まだ「提出された段階」です。

🔸 採択の可否は、2025年11月の会議で決定される予定です。

🔸 現時点では、営業やご提供に影響はありません。

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私たちは、うなぎという「命」と「文化」を大切に、未来へつなぐ努力を誠実に続けてまいります。

今現在、うなぎ資源保護のために取り組んでいることをご紹介いたします。

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✅ 当店で取り扱ううなぎ資源について

📌 使用しているのは、すべて「ニホンウナギ(Anguillajaponica)」です。

📌 現在、絶滅はしておらず、持続的に資源が確保されています。

📌 漁獲量は年によって変動がありますが、豊漁の年もございます。

📌 気候変動による海流の影響が、資源量に関係していることもわかってきています。

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🇯🇵 日本国内での資源管理の取り組み

🔹 シラスウナギの採捕には、都道府県ごとの厳しい上限があります。

🔹 養殖場への池入れも、国の管理のもとで計画的に実施されています。

🔹 「水産流通適正化法」により、流通経路も記録・管理され、透明性が確保されています。

📌 日本ではルールを守りながら、持続可能な形でうなぎ資源を利用しています。

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🌏 東アジア諸国との協力

うなぎは日本だけのものではなく、中国・台湾・韓国などと協力して守られています。

🔹 2014年には、共同で資源保護に取り組む方針を合意。

🔹 現在も、将来の連携体制について前向きに話し合いが進められています。

📌 各国共通の願いは、「うなぎを未来へ残したい」。

📌対立ではなく“連携”を大切にしています。

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今後、状況に変化がありましたら、あらためて丁寧にご案内いたします。

引き続き、変わらぬご愛顧のほど、心よりお願い申し上げます。


👨‍🍳 店主より